アオリ強化月間 第二弾。
急遽 清和丸乗り合いに。
メニューはアオリ(アジ飲ませ)とサビキ飲ませの魚狙い ということ。
アオリ狙いは半日?のようなので,
最低ノルマは10杯?
伊島を遠くに眺めながら 最初の流し…
おるねぇ。
アタリを逃さず まず1杯。
胴長23cm この時期としては十分な大きさ。
天気予報では北東〜東の風予報だったので
南流れの引き潮なら右舷は先流れになるはずだったのに…
西風ですがな。
左からポイントに入っていくので 左舷の方々アタリ連発。
右舷は沈黙…
数少ないアタリをのがさないように 集中しているが
また やってしもうた。
合わせ切れのゲソのみ ゲット!
次は慎重に合わせて
触腕1本掛かりであったが
何とか キャッチ。
元気な青アジを付けて仕掛けを投入。
着底と同時にガタガタガタ…
大きな魚ではないようだが,慎重に。
カンパチ(小)だった。
アオリのアタリは相変わらず ポツリポツリ。
こんな時こそ 慎重にアタリを拾って
ちょっとサイズアップの胴長25cm。
昼前になって アオリのアタリが遠のいたので
「お魚 行きま〜す」と船頭さん。
10分ほど走ってポイント到着。
魚礁まわりの小アジを掛けて そのまま底まで落として待つ。
夏場の鯛狙いの飲ませサビキは8号仕掛けだが
魚礁の際から 青物をはがさないといけないので12号仕掛け。
小アジが付いたら 底までスルスル…
ん?
当たってますがな。
電動なので 巻き取りながらの撮影ができる。
65cmくらいのハマチだった。(画像 撮り忘れ)
1匹釣れたら 随分気が楽になる。
イワシだったら中層で掛かることが多いが
小アジだったら底周辺で掛かることが多い。
かといって 底で仕掛けを上下させていると
魚礁に棲む赤ジャコや変な魚たちを掛けてしまう。
そうなると本命に出会う確率も減ってしまうので アジを選んで掛けなくては。
アジが掛かると底まで落として
ガガガガガ…
この引きは そうそう サワラくん。
瀬戸内では一時 漁獲量が盛期の1/100までに激減した高級魚であったが
秋に漁をしない,採卵 孵化 放流などを行うことで
近年は漁獲量が回復したようだ。
香川では今年から秋のサワラ漁を再開。
鰆は漢字の通り 春のイメージがあるが
春は身が柔らかく 脂の乗りもイマイチのようで
秋にエサをしっかり食べて よく太った脂の乗ったサワラは最高。
魚のアタリはパッタリと止んでしまって
ベイトの小アジも全く掛からなくなった。
「魚の食いが悪いので アオリやって帰ります」
と 再びアオリ狙いに。
北風に満ち潮の北西流れって 左舷ミヨシからポイントに入るので
右舷艫はスーパー後流れポジション。
朝と同じように 数少ないアタリを逃さないようにしなければ。
先流れの方は ここでもアタリ連発。
1杯掛けたら即外して(タモの中で一振りすればはずれるカエシなしの掛け針)
アオリは足下に転がしたまま
アジも致命傷を受けていなければ そのまま投入
着底後 即アタリをとって連発。
一流しのうち アオリの当たってくるエリアはそう広くないので
1杯当たったら すぐに外して1秒でも早く仕掛けを再投入…
そんなことでもしないと 後流れに勝ち目はない。
その作戦で 次の1流しでも2杯をキャッチ。
ちなみに細長い模様の上が♂
丸い模様の下が♀
アオリは♂の方が♀より断然大きくなる。
後流れで釣るために もう一つ。
船頭さんの合図とともに 即仕掛けを投入し,
先流れの人より早く底まで仕掛けをもっていくこと。
その作戦で 本日最長寸をキャッチ。
アオリカウンターがようやく10に。
シーズン初期だというのにキロ近い良型。
その後は アタリがあっても合わせきれなかったり
掛け合わせに失敗したりなどで アオリを追加できないまま終了。
伊島をあとに。
5人でアオリ35杯 ハマチ3本 サワラ2本 シオ1本。
朝も夕方も後流れになって アタリ拾うのが大変な一日であった。
今シーズンは何年?何十年?に一度のアオリのアタリ年のようだ。
すでに1kg近いサイズがチラホラ。
この感じだと 来月には1kg級が 年末には2kg級が釣れそうな予感。
今年のアオリ 楽しくなりそう。
本日の釣果 アオリイカ 胴長〜27cm 10杯
サワラ ハマチ シオ